第1回支援活動報告

4月と5月に、宮城県で、125人の被災聴覚障害者に面接し、実態調査を行いました。その 結果、ほとんどの人に精神的なショックが見られ、また被災地での聴覚障害者はラジオなどから情報を得ることができないため生活の立て直しが難しく、さまざ まな問題を抱えていることが わかりました。
現地には、手話などで聴覚障害者とコミュニケーションが十分とることのできる社会福祉士や精神保健福祉士はいないか、少ないと思われます。
そのため、7月から仙台に常駐する、ろう者のソーシャルワーカーを派遣し、7月中は現地の滞在先を探したり、関係団体への事業の説明を行ったりしました。今後は当協会の会員を中心に現地に派遣できる人を登録して、ケースが生じたらすぐ派遣が出来 る体制にしていきます。

副会長 矢野耕二

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