参政権保障委員会

当協会とは直接関係ないのですが、私の所属団体である、東京都聴覚障害者連盟には、参政権保障委員会というのがあります。

別に、政治活動をやるわけではなく、選挙などのときに、立候補の方々の政見を聴覚障害者もきちんとわかるようにするために活動しています。

国政選挙がはじまると、NHKで政見放送を放映しますね。その時に、立候補者の横で、手話通訳しているのを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。

あれなんかも、手話を通して、聴覚障害者が、立候補者の言っていることをつかみ、選挙の参考にしているのです。

昨日は、青年会議所の方との懇談を持ちました。青年会議所では、選挙があるたびに、公開討論会を開いています。そこに、聴覚障害者向けの情報保障、手話通訳とか要約筆記とかをつけています。

来年4月に、統一地方選挙やら東京都知事選挙やらがあるので、事前の打ち合わせを兼ねた、意見交換をしました。

青年会議所の役員の方と私たち、活動している分野は違いますが、お互いに、市民の参政権という基本的人権を守っていくために協力し合っていきたいと思っています。