2011年4月28日

東日本大震災聴覚障害者救援の報告

Filed under: 未分類 — office @ 7:18 PM

平素は当協会の活動にご協力を賜り感謝申し上げます。
すでにお知らせいたしました通り、全日本ろうあ連盟などが中心となって立ち上げた救援本部の支援活動として、医療・メンタル班が現地入りしました。4月15日から17日、22日から25日まで、宮城県湾岸部を中心にアセスメント調査を行いました。
ソーシャルワーカーと看護師がセットになって、運転ボランティア、現地案内の方などと一緒に回るやり方でした。多賀城、石巻、蔵王、亘理(わたり)、気仙沼、岩沼など被災地をまわりました。
生活面で非常に専門的な支援が必要と思われるケース、震災前から精神的課題を抱えていたのが震災で表面化する重篤なケースで、至急、保健センターなど関係機関の対応が必要とするケース、未曾有の経験をしてフラッシュバックを起こし、余震におびえながら暮らす聴覚障害者に対するこころのケアがが長期にわたる必要があると見受けられました。
また、現地の支援者に対するサポートの必要性も見受けられました。25日に、現地視察に来ていた日本財団の方への報告会を開き、精神面でも生活面でも専門的に継続的に支援していく体制が必要ということを話し、ぜひ支援を、とお願いしました。
今回の現地入りの結果をまとめ、救援本部でまとめることになりますが、今回だけで終わらず、長期的な支援体制を組むことになると思います。
また、次の派遣があるかもわかりませんが、その時は、皆様のご協力をお願いいたします。支援ができるということは、やはり、自分で健康管理ができる、ということです。

6月の研究大会で報告ができればと思います。

会長 稲 淳子

2011年3月31日

東日本大震災聴覚障害者救援に関わる支援について(お願い)

Filed under: お知らせ — office @ 2:09 AM

皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素は当会の活動にご協力を賜り感謝申し上げます。

皆様御存知のように、3月11日の東日本大震災による東北地方の被害は甚大で、
特に聴覚障害者の被災者は、心身共に大変な避難生活を余儀なくされており、支援が必要な状況におかれています。
つきましては、全日本ろうあ連盟などが中心となって立ち上げられた災害本部の支援活動に当協会として協力することになりました。
下記の通りに被災地への支援に協力できる会員の皆様、あるいは強い関心をお持ちの専門職の皆様のデータベースの作成・登録を
進めますので、希望者は下記の通りに申し込みを進めて下さい。
皆様のご協力とご理解をよろしくお願いいたします。

会長 稲 淳子

<記>

募集:協会会員中心に、聴覚障害者に対応が可能な社会福祉士、精神保健福祉士、その他
派遣対象地域:宮城、岩手、福島を中心とする。
日時:3月下旬以降の適切な時期(日数は適宜決定)
登録申込先:事務局(office@jaswdhh.org)
申し込み方法:下記、又は添付の協力申込書に必要事項を記入の上、メールにて事務局までご送付下さい。

【申し込み事項】下記の必要事項に記入の上でメールにて事務局までご送付下さい。
・名前:
・ふりがな:
・資格・取得年:
・性別:
・聴覚障害の有無:
・生年月日:
・年齢:
・住所:
・パソコンメール:
・携帯メール:
・電話番号:
・携帯電話番号:
・勤務先:
・役職名:
・勤続年数:
・勤務先住所:
・職務経験(具体的に):
・支援希望領域:
・手話でのコミュニケーション力について:
・協力できる期間:
・協力できる曜日:
・厚生労働省などからの依頼状:要・不要
・その他:

————————————–
お問い合わせ先
日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会 事務局長 高山

〒150-0011 東京都渋谷区東1-23-3
Tel:03-5464-6058
Fax:03-5464-6059
Mail:office@jaswdhh.org
HP:http://www.jaswdhh.org/
————————————–

2011年3月30日

今年度の研究大会のお知らせ

Filed under: お知らせ — office @ 8:17 PM

第5回日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会研究大会

昨年好評だったシンポジウムを今年も開催することになりました。テーマは「総合的かつ継続的な支援を目指して」です。シンポジストに現場経験者の西川健一氏をお迎えし,当協会理事と聴覚障害者支援にあたっての特徴や支援のあり方について討論します。2日目は数本の研究発表が予定されています。奮ってのご参加をお待ちしております。

日時 2011年6月25日(土)~26日(日)
会場 障害保健福祉センター ヒューマンプラザ(東京都港区)
内容

25日(日)

12時30分~総会受付
13時~総会(非会員の方は傍聴できます。)
14時~研究大会受付
14時15分~ 開催挨拶
14時30分~シンポジウム「総合的かつ継続的な支援を目指して」
     シンポジスト    西川 健一(日本精神保健福祉士協会理事/滋賀県精神保健福祉士会副会長、精神保健福祉士/社会福祉士/手話通訳士)
琵琶湖病院PSWを経てNPOあさがおでソーシャルワーカーとして活動中
                            一色 峰与(札幌市ろうあ者相談員/社会福祉士 当協会理事)
地域で暮らすろう者のためのソーシャルワーカーとして活動中
               秋山 奈巳(群馬大学大学院専門職学位課程/精神保健福祉士 当協会理事)
ろう学校の子どもの身近な教諭として活動中
               原 順子(四天王寺大学教授/言語聴覚士 当協会理事)
ソーシャルワーカーの養成機関の教員として活動中             
17時~ 研究大会1日目日程終了
18時~ 交流会

26日(日)

9時半~受付
10時~ 研究発表開催趣旨の説明  会長 稲 淳子
10時半~研究発表
 ◎社会福祉法人友愛十字会 東京聴覚障害者支援センター
            サービス管理責任者 副主任 平野 基浩
           「東京聴覚障害者支援センターについて」
昭和40年に開所した施設も、昨年度より支援法の施設になり、また今年度は東京
都より民間委譲を受けた施設となります。現在までの経緯とこれからの施設につい
て紹介したいと思います。
 ◎東京都立大塚ろう学校 副校長 副校長 三崎 吉剛氏
「東京都立立川ろう学校でのスクールソーシャルワーク実践」
 生徒の悩みの相談等のため有資格の聾の相談支援員を東京聴覚障害自立支援センターより派遣していただいています。その様子等を報告します。

◎東京ジョブコーチ支援室 
室長 藤巻 鉄士(社会福祉士 精神保健福祉士)
           「東京ジョブコーチ事業と聴覚障害者」
東京ジョブコーチ事業は都内全域にジョブコーチを派遣しています。支援の中で見え
てきた聴覚障害者のニーズやジョコーチの有効性をご紹介します。

◎三菱UFJトラストビジネス株式会社
人事部 藤井 博子
「聴覚障がい者の職場定着化と育成について」
聴覚障がい者と健聴者が一緒に働くうえで必要なコミュニケーション方法、社会人としての人材育成方法などについて、2年前からジョブコーチの支援を受けております。その状況をご紹介します。
〈16時終了予定〉
★引き続きみなさまの研究発表の申込みをお待ちしております。希望者は事務局まで。

参加費    協会会員 3000円     非会員 4000円
       ※6月10日までにお振込みされた場合は500円割引致します。
         協会会員 2500円     非会員 3500円

参加申込みについて
① 名前、ふりがな、連絡先住所(勤務先の場合には勤務先名も記入)、電話番号、FAX番号、メールアドレス、仕事内容、当協会会員の有無、所有資格名、その他のご要望をFAXまたはメールで事務局宛に送付願います。

第5回研究大会参加申込書

② 参加費を振込用紙にて下記宛に送付願います。当日支払いも受け付けていますが、割引にはなりませんので、ご注意ください。
《 通信欄に「第5回研究大会参加費」と明記願います 》
郵便振替口座
口座番号 00170- 8- 298564
口座名義 日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会   
郵便局印のある払込票の控えは大切に保管し、念のため研究大会当日にご持参下さい。

後援団体(予定) 財団法人全日本ろうあ連盟 社団法人東京都聴覚障害者連盟
         社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 社団法人日本社会福祉士会
 社団法人日本精神保健福祉士協会 聴覚障害者問題研究会

                      

2011年3月17日

東日本大震災について

Filed under: 未分類 — office @ 3:19 PM

謹んで大震災のお見舞いを申し上げます。
3月11日に東日本大震災が起こり、連日の報道に涙が出る思いです。
阪神大震災の経験を思い出しました。
当時、私の住んでいたマンションが半壊しました。なんとか、住むことができる状態でしたが、断水、ガスや電気ストップの生活を経験しました。
なんといっても水!が大事で貴重でした。
そういう経験を思い出しましたが、今は東北大震災で被災された皆様方のために、何もできない自分に歯がゆく思っています。
一日も早く復旧されますことを心よりお祈りいたします。
全日本ろうあ連盟では、被災地支援体制が動き始め、当協会も支援の輪に加わることになりました。詳細については、全日本ろうあ連盟のホームページでご確認ください。
http://www.jfd.or.jp/
しばらく三寒四温の大変な気候が続きますが、皆様、お体にはお気をつけくてださい。

会長 稲淳子

2011年2月15日

新年の挨拶

Filed under: 未分類 — office @ 4:59 PM

新年あいさつもまだできないまま、早くも2月になってしまいました。
 最近の天気はおかしいですね。昨日、大阪にも二度目の積雪がありました。5センチの雪が積もっただけで、大阪市内の交通はマヒ状態。
 さて、あいさつが遅くなってしまいました。皆様、インフルエンザにかかっていませんか?
 花粉症の予防は万全でしょうか?
 今年も元気でお過ごしのことと思います。
 遅くなりましたが、1月末に会報を発行することができ、それと一緒に昨年の第4回研究大会の報告書をお届けすることができました。
 研究大会は毎年6月に開催しますが、内容は毎年変わります。
 聴覚障害ソーシャルワークとは・・・・と考えさせていただき、それぞれの立場から発信する機会がある場になっています。その内容をまとめています。研究大会の報告書は会員以外にもぜひ読んでいただきたいと思います。
 1部1,000円、送料別です。第1回報告書から第4回の分までありますので、関心のある方は、事務局までお問い合わせください。
 他に、皆様のご意見や感想などもお待ちしております。

 今年の研究大会は、東京近辺で開催する予定です。
 詳細の案内は近いうちにお知らせいたしますので、しばらくお待ちくださいませ。

 三寒四温といいますか、少しずつ春に近付いていく気がします。春よ早く来い~
   
  会長 稲淳子

書籍販売コーナーの設置

Filed under: お知らせ — office @ 4:56 PM

いつもお世話になっております。当協会の活動が認知されるようになり、報告集の購入希望が増えてきましたので、書籍販売のコーナーを作りましたので、ご活用ください。

日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会事務局

2010年11月13日

全国聴覚言語障害者福祉研究交流集会

Filed under: 未分類 — office @ 3:31 PM

11月6日、7日に兵庫県神戸市で、「全国聴覚言語障害者福祉研究交流集会」が行われました。
その研究集会にそれぞれの分科会があり、たくさんのレポートが出されました。

第一日目の夕方に、仲間交流や情報交換などの場として、自主交流会がありました。
その場に当協会の場として「聴覚障害ソーシャルワーカー」を設けました。

大阪、鳥取、京都、山口、静岡、神戸、埼玉から参加して下さいました。
現場の支援員、学生、ホームヘルパー、相談員・・・など様々でした。
社会福祉士を取得した方も来年受験の予定の方もいました。

当協会とは何?から始まって、聴覚障害の特性を理解した専門支援の必要性とは?など参加者といろいろと話し合いました。
なぜ資格がいるのか?現場では専門が求められていることを感じることが多くなったと話もありました。

来年の11月に、京都の大谷大学で開催の予定です。支援の現場からレポートを聞くことができますので、参考になることが多いと思います。また、交流もできますので、来年は参加してみてください。

会長 稲

2010年11月6日

仙台研修会の報告

Filed under: お知らせ — office @ 6:57 AM

日ごとに寒さが身にしみるようになってきました。
猛暑のあと秋をこえて冬模様になってきた今、風邪の流行が懸念されます。
みなさま、お体には気をつけて、風邪予防に努めてくださいませ。
さて、先月の31日に仙台で、第4回研修会を行いました。「聴覚障害者にとって相談支援するってどんなこと?困った時はどうする?」
参加者32名、地元の支援者も多く参加されました。
内容については、後日発行される会報で、報告させていただきます。

簡単ですが、研修会を開催できましたことを報告させていただきます。

会長 稲 淳子

2010年8月2日

第4回研修会詳細のお知らせ

Filed under: お知らせ — office @ 1:00 AM

当協会も2006年に7月22日に設立してから5年目になります。これまでにも東京、大阪、札幌市、横浜市にて研究・研修会を開催してきました。今回は東北地方の宮城県仙台市にて開催の運びとなりました。
聴覚障害者の相談支援・生活支援は、手話通訳等のコミュニケーション保障だけでは十分でない場合があり、また様々なニーズに合わせて、関係機関との連携が不可欠であります。本研修会は聴覚障害者自身が安心して生活できるための側面支援である、専門的な相談支援・生活支援とは何か、その重要性について討議を深めることを目的として開催致します。みなさまの奮ってのご参加をお待ちしております。

テーマ「聴覚障害者にとって相談支援するってどんなこと?困ったときはどうする?」

◆  日 時 ◆ 2010年10月31日(日)午前10時 ~ 午後4時
◆ 内 容 ◆ 午 前 「聴覚障害者に対する専門的な相談支援・生活支援とは」
わかりにくいソーシャルワークについて、また、ろうあ者相談員や
手話通訳業務とどのように違うのかなど、協会の立場を説明します。
講 師 日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会副会長 矢野耕二氏
東京聴覚障害者自立支援センター相談支援員他 社会福祉士

午 後  「聴覚障害者の心の相談とは?」
講 師 日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会会長   稲淳子氏
大阪ろうあ会館相談員他 精神保健福祉士

◆ 会 場 ◆ ANNEX(土屋不動産ビル)3階 多目的ホール
宮城県仙台市青葉区一番町3丁目5-1

・徒歩の場合JR「仙台駅」出口から約800m徒歩10分

・地下鉄ご利用の場合地下鉄南北線「広瀬通駅」出口から徒歩3分

・バスご利用の場合「電力ビル前」下車徒歩3分

◆ 参 加 費 ◆ 協会会員 1000円  非会員 2000円
参加費は当日払いでお願い致します。

参加申込み書に記入の上、事務局までFAXもしくはメールにて送付下さい。
参加申込み書はこちらよりダウンロードして下さい。

第4回研修申込書

2010年7月12日

NHKろうを生きる難聴を生きる

Filed under: お知らせ — office @ 5:32 PM

いつもお世話になっております。当協会とNHK様でご縁があり、当協会の矢野耕二副会長がNHKのろうを生きる難聴を生きるに出演させて頂きました。
多くの聴覚障害者の皆様の生活の向上にお役に立てるよう協会会員一同、日々の勤務と研鑽につとめてまいります。

NHKろうを生きる難聴を生きる
http://www.nhk.or.jp/fukushi/chokaku/backnumber/2010/07/0711.html

何か不明な点がございましたら、事務局までご連絡下されば幸いです。

« 前ページへ次ページへ »

日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会

〒150-0011

東京都渋谷区東1-23-3 東京聴覚障害者自立支援センター1階

TEL:03-5464-6058 FAX:03-5464-6059

E-MAIL office@jaswdhh.org