年度末のご挨拶

あといくつ寝るとお正月~♪

クリスマス寒波がありましたが、急激な気温の差で体調を崩されていませんか?

今年を振り返ってみますと、波乱の多い年でしたね。

東日本大震災、台風など天災が各地で起こり、また、放射能被ばくにおののいた一年でした。

天災は人間の知恵を最大に集結していっても、大自然の前では、なすすべがないことを思い知りました。けれど、破壊のあとに新しい芽生えがあることは自然の理です。それを私達は希望を持ち、前に向かっていくことができるのが人間だと思います。

この一年間は、当協会にとって大きく力を試されるときであり、何ができるのかを問われた一年でありました。常に聴覚障害者の、人間としての当然な生活を考え、聴覚障害の特性を理解した精神的な支えを考えてきました。聴覚障害者を支える皆様のお力があればこそ、今日まで来ることができましたことをあらためてお礼を申し上げます。

この一年間は、大変だった~と終わらせたくありません。大変だった、のではなく、大丈夫!もっと前へ行こう!と新しい年へ引き継ぎたいと思います。

来年も、東日本大震災聴覚障害サポート「なかま事業」は続きます。皆様の暖かい支援をお願いします。

今年のまとめと来年の予定は、その後の会報やホームページで随時発信していきます。

今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

会長 稲 淳子