2011年度定期総会の報告

さる6月25日(土)、東京都港区「障害保健福祉センター ヒューマンプラザ」にて2011年度定期総会を開催しました。

2011年度事業方針をはじめ、会計報告、会報や企画等を報告しました。それから2012年度の方針や会計予算など予定を承認していただきました。

その中で、東日本大震災に関する聴覚障害者救援について、当協会として取り組みを報告しました。

まず、財団法人全日本ろうあ連盟の東日本大震災聴覚障害者救援中央本部に協力団体として、短期的対応策として、「医療メンタル班」に矢野副会長を派遣しました。なお、日本財団に緊急助成金100万円を活用して、聴覚障害者のニーズ把握のためのアセスメント調査を目的に4月中旬と5月末の2回にわたって、宮城県へ社会福祉士、精神保健福祉士、医療関係者の派遣協力を実施しました。

そして中長期的な観点から被災地の聴覚障害者の相談支援が可能な社会福祉士、精神保健福祉士の派遣が、2011年7月から1年間、実施されることになりました。

上記の派遣はいずれも、日本財団の助成を受けています。助成の内容も報告し、引き続き有資格者の登録を呼びかけました。

他に有資格者の養成研修、会員に対するサービスの向上などいろいろと課題がありますが、今後も当協会の活動を支えてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

日本聴覚障害者ソーシャルワーカー協会 会長  稲 淳子

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