2017年4月20日

2017年度研究大会のお知らせ

Filed under: お知らせ,イベント — office @ 3:44 PM

今年度の研究大会の詳細が決定いたしましたので、ここにお知らせいたします。

昨年に引き続き、ろう学校におけるスクールソーシャルワークについての内容を企画いたしました。

どなたでもご参加いただけますので、ご関心のある方は下記のお申込書にてお申込み下さい。

詳細のチラシはこちらから。

※会員の方は、6月17日も会員限定研修会がございます。

会員研修会の詳細はこちらから。

参加申込書

(参加申込書に必要事項をご記入の上、当協会事務局へ、メール添付かFAXにてお申込み下さい)

 

一般社団法人日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会 2017年度研究大会

特別支援教育制度におけるろう学校のスクールソーシャルワークの実現に向けて

~きこえない子ども達の未来のために~

日 時 2017年6月18日(日)10:00~16:00(9時半受付)

場 所 東京大学 駒場キャンパス18号館ホール(東京都)

 

【基調報告】

テーマ:「スクールソーシャルワークの現状と課題(仮称)」

講 師:特定非営利活動法人日本スクールソーシャルワーク協会副会長

日本社会事業大学准教授 内田 宏明 氏

 

【全体報告】

テーマ:「聴覚サポート『なかま』事業の支援活動4年を振り返って

~ろう学校スクールソーシャルワークの取り組みの意義と必要性~(仮称)」

・(一社)日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会副会長

聴覚サポートなかま派遣コーディネーター 矢野 耕二

・(一社)日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会事務局長 舘脇 千春

 

【現状報告】

報告者:秋田県立聴覚支援学校 進路指導主事 小林 宇文 氏

群馬県立聾学校(予定)

筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター教授 大杉 豊 氏

助言者:文部科学省特別支援教育専門官(予定)

NPO法人日本スクールソーシャルワーク協会副会長 内田 宏明 氏

【講評】

東京大学大学院 総合文化研究科教授 市野川 容孝 氏

 

2017年3月8日

ろう俳優の寸劇で学ぶ聴覚障害者のためのメンタルヘルス(3月19日(日):沖縄)

Filed under: お知らせ,イベント — office @ 7:07 PM

昨年度より当協会では、聴覚障害者やその関係者の精神疾患についての理解・啓発を目的として、日本財団の助成を受けて、ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」を開催しております。

昨年は四国地域(高知と高松)と東北地域(山形と秋田)で開催し、聞こえない人の心の動きがとてもわかりやすいと、非常に好評をいただきました。

今年度最後、第5回目は沖縄県での開催です。

PDFでのデータはこちらをご覧ください。

お申込みは下記の書式をダウンロードしてご連絡下さい。

申込み用紙

2017年1月10日

【申込締切ました】2016年度大阪研修会

Filed under: お知らせ,イベント — office @ 12:50 PM

下記研修会ですが、おかげさまで申込み人数の定員を超過いたしました。

今後ご連絡いただいた方につきましては、キャンセル待ちのご案内となります。

今回ご参加いただけない皆様には大変申し訳ございませんが、またの機会にお申込みいただけましたら幸いです。

沢山のお申込みありがとうございました。

————————————

2016年度、第2回目の研修会のお知らせです。

昨年11月の研修では長崎県長崎市において「更生とは何か?」をテーマに、全国に先駆けて司法福祉に取り組んでいる長崎県地域定着支援センター長のお話から、現場での状況や支援方法について学びを深めました。

そこで今回は、被疑者・被告段階の福祉的支援(「入口」支援)を行う際の司法関係者(弁護士・検察庁等)と社会福祉士との連携のあり方、また「入口」支援のみで問題解決に結びつかない「出口」支援のあり方も含めて、問題点と困難性について課題解決を共に考え学びを深めるべく、下記の内容で開催することになりました。

みなさまの奮ってのご参加をお待ちしております。

 

<日 時>

2017年1月22日(日)13時~16時30分

<会 場>

あべのハルカス23階 四天王寺大学あべのハルカスサテライトキャンパス

〒545-6023 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43

TEL06-6624-9200 FAX06-6624-9201  天王寺駅直結

アクセス方法:http://www.shitennoji.ac.jp/ibu/abenoharukas/access.html

<内  容>

12:30   受付

13:00   開会、当法人の紹介

13:10   講演「聴覚障害者の司法ソーシャルワーク」

講師 大阪弁護士会 弁護士 荒木晋之介氏

15:00   パネルディスカション

パネリスト

大阪府地域生活定着支援センター   所 長 山田 真紀子氏

京都社会福祉士会 司法と福祉委員会 委員長 濱本 耕司氏

大阪ろうあ会館 専従手話通訳者

一般社団法人日本聴覚障害SW協会  会 長 稲  淳子

16:45 閉会・終了

<参加対象者>

一般社団法人日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会会員

聴覚障害者相談支援に関心を持つ相談支援事業関係者・手話通訳者等

<定   員>

60名 先着順

<参 加 費>

協会会員 500円  一般(非会員)1000円

※当日受付でお支払ください

 

こちらのチラシをダウンロードして、お申込み下さい。

2016年12月27日

ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」(2月12日:群馬公演)

Filed under: お知らせ,イベント — office @ 6:25 PM

昨年度より当協会では、聴覚障害者やその関係者の精神疾患についての理解・啓発を目的として、日本財団の助成を受けて、ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」を開催しております。

昨年は四国地域(高知と高松)と東北地域(山形と秋田)で開催し、聞こえない人の心の動きがとてもわかりやすいと、非常に好評をいただきました。

今年度第3回目は群馬県での開催です。

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PDFでのデータはこちらをご覧ください。

2016年11月30日

ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」(2月25日:滋賀)

Filed under: お知らせ,イベント,未分類 — office @ 4:21 PM

昨年度より当協会では、聴覚障害者やその関係者の精神疾患についての理解・啓発を目的として、日本財団の助成を受けて、ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」を開催しております。

昨年は四国地域(高知と高松)と東北地域(山形と秋田)で開催し、聞こえない人の心の動きがとてもわかりやすいと、非常に好評をいただきました。

今年度第4回目は滋賀県での開催です。

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PDFでのデータはこちらをご覧ください。

お申込みは下記の書式をダウンロードしてご連絡下さい。

申込み用紙

2016年11月16日

ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」(12月4日:大阪)

Filed under: お知らせ,イベント,未分類 — office @ 4:14 PM

昨年度より当協会では、聴覚障害者やその関係者の精神疾患についての理解・啓発を目的として、日本財団の助成を受けて、ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」を開催しております。

昨年は四国地域(高知と高松)と東北地域(山形と秋田)で開催し、聞こえない人の心の動きがとてもわかりやすいと、非常に好評をいただきました。

今年度第2回目は大阪府での開催です。

社会福祉法人大阪聴覚障害者福祉会・後援会主催の、みんな来チャリティ公演のプログラムとして公演いたします。

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PDFでのデータはこちらをご覧ください。

2016年10月20日

ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」(10月22日:青森)

Filed under: お知らせ,イベント — office @ 5:46 PM

昨年度より当協会では、聴覚障害者やその関係者の精神疾患についての理解・啓発を目的として、日本財団の助成を受けて、ろう俳優の寸劇で学ぶ「聴覚障害者のためのメンタルヘルス」を開催しております。

昨年は四国地域(高知と高松)と東北地域(山形と秋田)で開催し、聞こえない人の心の動きがとてもわかりやすいと、非常に好評をいただきました。

今年度第1回目は青森県での開催です。

PDFでのデータはこちらをご覧ください。

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2016年8月8日

2016年度協会設立10周年研究大会(報告)

Filed under: お知らせ — office @ 5:38 PM

2016年度研究大会の1日目の6月25日(土)は、以下の事例報告会を実施しました。

その内の事例2点は、昨年度事例の経過報告です。

1.聾学校支援事例報告

①二神さん「発達に課題のある聴覚障害生徒支援」

②武藤さん「異文化・異言語をもつ聴覚障害生徒支援」

2.地域事例

①稲さん「四国地域支援状況」

②楫さん「精神的課題をもつ聴覚障害者の就労支援」

先ず、聾学校支援では月1回定期面接が行われており、二神さんは発達に課題がある生徒と関わりました。当初は生徒の自己中心的な行動に学校や家族、周りも大変でしたが、次第に服薬管理ができるようになり、現在は生徒自身がパニックになりそうなときに集団から離れ1人になってみるというクールダウンの対処ができるようになったそうです。自らも学びの日々と述べていました。

武藤さんは面談終了後の担任教諭とのカンファレンスで社会資源の情報提供等を行ない、学校関係者との連携・協働支援による本人支援を行ないました。今後は本人の成長を見守りながら就労に向けた支援が課題と述べ、継続していくとのことでした。

次に稲会長から、四国地域ではろうあ者相談員や地域の関係機関(情報提供施設・行政等)と連携しながら個別支援を行なっており、主要拠点から遠距離という地域にありがちな継続支援の困難性が述べられました。一方、楫さんからは精神的な課題を持つ人の職場定着支援に対応する地域の事例について述べ、最終的には終結できたものの、地域の支援関係者(ピア)のエンパワメントを引き出すことの難しさを感じた、果たしてこれで良かったのだろうかと戸惑いつつも地域の力を信頼することの重要性についても考えさせられたと語っていました。

聴覚障害者が地域で生活していくためには、意思の疎通、コミュニケーションの保障の整備が必要となります。専門機関に対して聴覚障害の特性の説明ができること、無い社会資源は開拓できるようにサポートすることが私たちソーシャルワーカーの重要な役割であり、なかま事業での支援のポイントとなっていることを改めて会員相互間の共通認識として共有しました。

 

研究大会2日目の26日は一般公開としました(詳細はこちらをご参照下さい)。

午前と午後にわけて行い、午前は当協会設立10周年を振り返るというテーマで、設立当時からの稲会長、矢野副会長、一色副会長がパネリスト、原顧問が進行を務め、資格をとったきっかけ、忘れられないことなど語ってもらいました。

「SWはSMか」とろうあ者に誤解され笑うに笑えなかったこと、当時は聞こえない人の相談支援について関心や反応が少なく、事例もなく、東日本大震災支援では、地域の相談支援が実際に進められていなかったという実態がわかりゼロに近い状態から支援体制を進めてきたことなどがそれぞれ語られました。今後は聞こえに関係なくSWとして活動し、聴覚障害者の相談支援事業の重要性について社会に訴えていこうと締めくくりました。

午後の基調講演は、大阪府立大学教授のスクールソーシャルワーク評価支援研究所所長の山野さんに文部科学省に訴えてきたSSWの必要性と経緯について話していただき、横浜市教育委員会渡辺さん、全日本ろうあ連盟副理事長小中さん、群馬と秋田の聾学校校長先生、舘脇事務局長をパネラーに、矢野副会長の進行でパネルディスカッションを行いました。

山野教授は、学校教員は動ける範囲が限られていること、家庭と学校、教育委員会、地域、行政すべての関係機関との連携を行なう学校SSWが必要であると述べられました。パネラーからは、なかま事業による派遣で地域文化特有の困難事例に対応(アウトリーチ)してもらい助かったこと、また校内の特別指導が減少したこと、地域のSSWの制度化につながったのは自治体の取り組みと実践がありそれにはエピデンスが有効になること、聾学校のSCとSSWの設置については今後も国に働きかけていくこと、ピアの存在の重要性、などそれぞれの立場から語られました。

今回の基調講演とパネルディスカッションにより、聾学校(聴覚支援学校等)のSSWの必要性については共通認識できた、今後は人材の育成が課題になることから更なる取り組みを広げていきたい、多くの「なかま」の登録ワーカーにはこれまで以上に協力をお願いしたいと結びました。

2016年5月24日

【6月26日(日)】設立10周年記念集会のお知らせ

Filed under: お知らせ — office @ 2:31 PM

当協会も設立から10周年を迎え、記念集会を開催する運びとなりました。

「~ろう学校ソーシャルワーク支援について考えよう~きこえない人達の未来のために」をテーマに、スクールソーシャルワークについての基調講演、聴覚サポートなかま事業でのスクールソーシャルワークの報告およびパネルディスカッションを企画いたしました。

関心のある方はどなたでもご参加いただけますので、皆様のお申込みお待ちしております。

日時 2016年6月26日(日)10:00~16:30

会場 東京都渋谷区「リフレッシュ氷川」地下1階 多目的室A

詳しくはこちらのチラシをご覧下さい。

2016年4月14日

早や、10周年になりました!

Filed under: 未分類 — office @ 1:10 PM

2016年度が始まりました。またも遅い挨拶になりました。もう桜が散ってしまい、社会福祉士・精神保健福祉士資格の合格発表も過ぎてしまいましたね。新しいなかまができたのでしょうか?

2015年度は・・・バタバタと過ぎていったような気がします。4月から2016年度が始まり、6月に総会と研修会を開催しますが・・・・気づいたら、本年で、当協会が10歳になります。

2015年度の会員数は100名を超えています。10年前に、協会設立時の会員20数名からスタートしたことを思い起こしますと、大きな変化だと、感慨深いです。

始めのころは、役員だけの総会、研修会であり、会員たちと円座になっていろいろと議論をたたかわせたものでした。まさに本年度が一つの区切りとなりました。おかげさまで、今年も、みなさまにご挨拶ができることをうれしく思っています。

2015年度は、全国派遣事業「聴覚サポート・なかま事業」と並行する中で、初めての試みとして、啓発学習会「メンタルヘルス演劇」を実施しました。

当協会は、講義や講演も含めて、派遣の先々で、聴覚障害者のメンタルヘルスケアについてお話しをし、理解や配慮を求め、周知してきました。その中で、視覚情報に頼るところが大きい聴覚障害者への支援をしていくうちに、視覚に訴えられるものがないものか・・・と思案していましたところ、演劇をやってみよう、と提案がありました。

四国、東北の各二か所で初めて上演をしました。その結果はいうまでもなく、「まさに百聞は一見に聞かず。」の反響をいただきました。

今までの当協会の活動は、職能団体として、人とのかかわりがあるからこそ、なかま事業も精神演劇も研修会なども実践してきたと言えるでしょう。

10周年を迎える協会は、現在、会員が増え、注目度が高くなり、活動自体がひろがっています。協会設立の当時を思い起こし、そのことを振り返ってみますと、人とのつながりが、ひとつひとつ積み重なって、それが今後につなげていけるんだと思います。しかし、聴覚障害者・児の特性を把握し直接コミュニケーションをもって支援していく当協会としてのありかたは、組織としては、まだまだ不十分な面があります。だからこそ、みなさまの忌憚のないご意見や提言をお願いしていく所存です。

今後も未来へ繋いでいけるように、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

今後も、当協会は、皆様のお気持ちにそえていけるよう、日々努力してまいりますので、どうぞ、新年度も引き続き、よろしくお願いいたします。

会長 稲 淳子

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