2008年3月12日

第一回研究大会報告集販売中

Filed under: お知らせ — office @ 9:49 PM

2007年3月24日、25日の二日間開催された、当協会の研究大会報告集が
できました。
一部1000円でお分けします。郵送希望の方は、300円の郵送手数料を追加
の上、協会まで郵便振替でお申し込みください。

<郵便振替口座> 口座番号:00170−8−298564
口座名称:日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会

内容
記念講演
「障害者福祉の動向と障害者自立支援法」 筑波大学大学院 奥野英子
シンポジウム
「協会の設立と今後の課題」
全日本ろうあ連盟福祉対策部長 松本正志
協会会長(聴覚障害者問題研究会会長)野澤克哉
協会事務局長(東京都聴覚障害者連盟)矢野耕二
協会財務部長(札幌市ろうあ者相談員)一色峰与
協会理事(四天王寺国際仏教大学)原順子
研究発表
各分野から7人の研究発表

第二回研究発表会のお知らせ

Filed under: イベント — office @ 9:39 PM

1 期日:2008年3月29日(土)~30日(日)
2 会場:筑波大学東京大塚地区キャンパス
G501教室(地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車)
3 発表会テーマ:「ソーシャルワークの実践」
4 プログラム:
29日
9:30~12:00 事例検討会
※正会員と相談業務従事準会員限定
14:00~17:00 定期総会
※どなたでも参加できます。
18:00~ 交流会 参加費3,500円
(茗荷谷駅からふたつめ池袋駅周辺飲み屋)
30日
9:30~11:00 講演1日本精神保健福祉士協会理事 大塚淳子氏
テーマ「ソーシャルワーク実践を振り返って~生活支援の視点から~」
12:30~14:00 講演2 四天王寺国際仏教大学准教授 原順子氏
テーマ「聴覚障害ソーシャルワークの構築に向けて」
14:30~15:20 研究発表
15:25~16:15 研究発表  *発表数により時間変更あり
※申し訳ありませんが、予算の都合上要約筆記はつきません。

5 参加費用:

正・準会員 5000円、学生会員 3000円、非会員 5000円

6 参加申し込みについて
・別紙「参加申込書」をFAXまたはメールで送付してください。
・参加費を振り込み用紙にて下記宛に送付してください。
<備考欄に(第2回研究発表会参加費)と明記のこと>
<郵便振替口座> 口座番号:00170-8-298564
口座名称:日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会
郵便局印のある払込票の控えは大切に保管し、念のため研究大会当日にご持参ください。
・参加申し込み締め切り日
2月29日(金)までに「参加申込書」の送付と参加費を振込んでください。
7 研究発表の申し込みについて(非会員の方は、研究発表はできません。)
研究発表申し込み
1月20日(発表テーマと簡単な内容を記述したものをメールしてください。)
・ 研究発表要旨集の原稿締め切り
1月末(様式に従って作成のうえ、1月31日(木)事務局必着でメールにてご送付ください。)
<発表原稿様式> 用紙サイズ・・・A4サイズ(縦)横書き
枚数・・・・・・2~3枚程度
フォント・・・・10.5ポイント、ゴシック体
余白・・・・・・上下左右25mm
・ 発表時間は30分、質疑応答20分の予定ですが、発表数により若干変更があるかもしれません。
・パワーポントを使用される場合、2日前までにメールでご送付ください。
・ 事例発表される場合は、対象者を特定できないように匿名化するか、事例公表の承諾を文書で得ている場合は、その旨を明示してください。守秘義務にはくれぐれもご注意ください。

2007年2月23日

総会・研究発表会のおしらせ

Filed under: イベント — office @ 2:45 PM

日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会の総会と第1回研究発表会が、3月24日
(土)〜25日(日)筑波大学東京キャンパスにて開催されます。発表会テーマは「聞こえないひとたちへの相談支援の専門性について」で、講演、シンポジウ ム、研究発表などを予定しています。日頃の相談援助活動に関して、活発な情報交換や専門的な勉強会となるよう準備を進めております。参加申し込みの締め切 りは、3月9日(金)です。どうぞ奮ってご参加下さい。

日時:
2007年3月24日(土)〜25日(日)

プログラム:
3月24日(土)
10:00〜12:00 日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会 総会
・2006年度 事業報告および決算報告
・2007年度 事業計画案および予算案
・倫理綱領案提起
・総会のみの参加は無料で、どなたでも参加できます。
・但し、発言できるのは会員の範囲、また、議決権は正会員のみとなります。
12:00〜13:30 昼 食・休 憩
13:30〜15:00 講演 「障害者福祉の動向と障害者自立支援法」
奥野英子(筑波大学大学院教授)
15:15〜17:00 シンポジウム 「協会の設立と今後の課題」
コメンテーター  野澤克哉(聴覚障害者問題研究会会長)
シンポジスト   稲 淳子(生活支援センター相談員)
矢野耕二(東京都聴覚障害連盟理事)
一色峰与(ろうあ者相談員)
コーディネーター 原 順子(四天王寺国際仏教大学助教授)

25日
9:30〜12:00 研究発表
13:15〜16:00 研究発表
*発表数により時間変更あり
発表テーマ一覧(発表順は未定)
「聴覚障害者が地域で当たり前に暮らしていくために 〜中野区の取り組み〜」
「こころの病を持つ聴覚障害者に対するグループアプローチ」
「聴覚障がい相談支援について 〜ろうあ者相談員の職務周知徹底と役割〜」
「deafnessソーシャルワークにおけるDeaf Studies(ろう者学)の重要性」
「聴覚障害と精神障害を併せ持つ人々へのソーシャルワーク支援 〜実践事例を通し社会資源活用と他領域協働について考える〜」
「ライフライン 〜生命を守ること・自由であること〜」
「聴覚障害者の統合教育における経験のコミュニケーションに対する影響 −ある聴覚障害者のライフヒストリーの分析から−」

会場:
筑波大学東京キャンパス G501会議室
地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車
改札口出て大通り渡り左側の交番右折すぐ

参 加 費:
正・準会員 5000円
学生会員 3000円
非会員 6000円
※両会とも当日会場で入会受付をします。入会された方は会員として参加できます。
申込方法:
(1)FAXまたはメールで、〈名前・住所・連絡先・メールアドレス〉を送付してください。
(2)参加費の支払い方法は、?郵便振替と?(当日)受付払いの、二つの方法があります。

?参加費を振り込み用紙にて下記宛に送付してください。
<備考欄に(第1回研究発表会参加費)と明記のこと>
<郵便振替口座> 口座番号:00170−8−298564
口座名称:日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会
郵便局印のある払込票の控えは大切に保管し、念のため研究大会当日にご持参ください。
3月9日(金)までに振込済みの方には、事前に資料を郵送します。
《申し込み・お問い合わせ》
日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会
事務局
FAX 03−5464−6059
メール  office@jaswdhh.org
ホームページ:http://www.jaswdhh.org/

地域の中で生きる ろう高齢者

Filed under: コラム — office @ 2:43 PM

 私の住んでいる中野区では、ろう協会、難聴協会、手話サークル、手話通訳者、要約筆記者、それぞれの代表があつまって、NPO法人を作っています。地域の聴覚障害関係福祉事業はすべてここで担うようになっています。

この法人主催で、月に2回、ろう高齢者昼食交流会が開かれています。

地域にお住まいの、聴覚障害を持った高齢の方に集まっていただき、手話のできる看護師さんによる健康診断のあと、精神障害者の生活訓練で作ってもらったお弁当を昼食にして、午後はいろいろな企画を楽しみます。

昨日、クリスマスバージョンで開催しました。色々な飾りつけをして楽しんでもらい、ろうあ者によるマジックを見てもらいました。

健康診断で、血圧の高い方がおられ、看護師さんとスタッフが緊張する場面もありましたが、こうした対応ができるのも、この交流会のいいところです。

いつまでもお元気で、そして、良いお年を。

埼玉聴覚障害者情報センター

Filed under: コラム — office @ 2:37 PM

昨日書きましたが、埼玉聴覚障害者情報センターに行ってきました。
ここは、手話通訳派遣や相談支援、その他、聴覚障害者に関する様々な事業を行っているところです。

JR京浜東北線北浦和駅から歩いて10分くらいのところにあります。

ここで勤務されている、お二人の相談員の方にお話を伺いました。

お話のなかでとても印象に残ったのが、「自分たちが毎日の勤務の中で、つねにきちんとケースに対応することによって、聴覚障害者からこの事業の信頼を受けることができる」と。

お二人の仕事に対する誠実さがひしひしと伝わってきました。

2007年2月19日

参政権保障委員会

Filed under: コラム — office @ 2:42 PM

当協会とは直接関係ないのですが、私の所属団体である、東京都聴覚障害者連盟には、参政権保障委員会というのがあります。

別に、政治活動をやるわけではなく、選挙などのときに、立候補の方々の政見を聴覚障害者もきちんとわかるようにするために活動しています。

国政選挙がはじまると、NHKで政見放送を放映しますね。その時に、立候補者の横で、手話通訳しているのを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。

あれなんかも、手話を通して、聴覚障害者が、立候補者の言っていることをつかみ、選挙の参考にしているのです。

昨日は、青年会議所の方との懇談を持ちました。青年会議所では、選挙があるたびに、公開討論会を開いています。そこに、聴覚障害者向けの情報保障、手話通訳とか要約筆記とかをつけています。

来年4月に、統一地方選挙やら東京都知事選挙やらがあるので、事前の打ち合わせを兼ねた、意見交換をしました。

青年会議所の役員の方と私たち、活動している分野は違いますが、お互いに、市民の参政権という基本的人権を守っていくために協力し合っていきたいと思っています。

関東ろうあ相談員研修会

Filed under: コラム — office @ 2:41 PM

昨日15日、標題研修会に行ってきました。
東京の三田にある、東京都障害者福祉会館で、20人くらいの集まりです。

午前中は、ベテランの方による、ご自身の経験をまじえての、聴覚障害者に対する相談業務についての講演。
午後は、相談事例を作っての、ロールプレイでした。

恥ずかしながら、私は初めての参加です。というか、入会手続きしてきたくらいです。

皆さんは、地元でしっかり相談業務を担当されており、とても頼もしく見えました。

午前中の講演では、ろうあ者が表している手話の表面を見るだけではだめだというお話があり、あらためて、聴覚障害者に対する相談支援の難しさを認識しました。

「あげます」「皆勤」 こうした手話表現が、誤解を招いたって、わかりますか????

午後は、ドメスティックバイオレンスを事例にしたロールプレイでした。時間がないので、あわただしかったのですが、本来の立場と逆になってみると、色々なことが見えてきました。

興奮した相談者が手話でまくしたてるので、相談員役はあわてふためく、どうしようもなくて、ろくに話もきかずに、専門機関につなげようとする、冷や汗ものの進行でしたが、みなさん本当に真剣でした。

次回は2月で、埼玉の施設見学ツアーを兼ねるらしいです。今から楽しみです。

ろうあ者相談員について

Filed under: コラム — office @ 2:41 PM

ろうあ者相談員て知っていますか。

地域で生活しているろあ者の生活問題を解決するために、手話を使って、相談支援を担当している方々です。

今のような、資格資格と言われる時代前から、ろうあ者の生活に密着して支援しています。

最近の情勢を受けて、このろうあ者相談員の専門性を高めるために、そして、将来は、聴覚障害者に対する専門的な相談支援制度を確立するために、全日本ろうあ連盟は委員会を設けています。

この委員会に、今日は、出席してきました。

ここで話し合われた内容の一つに、一般の方々に、どうやって、聴覚障害を持っている専門的な相談支援が必要なのかをわかってもらう方法って、どうやればいいのだろうかと。

10人に満たない委員が、あーでもない、こーでもないと、話し合いました。
色々な意見がありましたが、どれも、市井の聴覚障害者が、当たり前の生活をできるようにするためにはどうすればいいのか、という、気持ちで一杯です。

こういう委員会、大好きです。

社会福祉士の現場実習実践研究を受けて

Filed under: コラム — office @ 2:40 PM

初めて、プログ書いてみた一色と申します。矢野さんとおなじく聴覚障害です。12月10日に社会福祉会現場実習実践研究セミナーに参加しました。以前から 福祉新聞で情報あったので知っていましたが、実習時間が現行の180時間から360時間の増加となる。と講義がありました。まだ決定ではないですが
この社会福祉士養成校協会で色々と検討しているとの事です。実習が180時間から360時間?つい計算してしまう私は、8時間×45日。他にも色々項目を 延べましたが実習時間が拡大だけ頭に入って他は覚えてません。これから社会福祉士を目指す方は、大変です。聴覚障害もって相談職やりたくても職域がものす ごく狭い。聞こえる方でも老人・障害・児童分野の相談職も同様と思います。確かに資格を簡単に取らせないぞと思惑があるのかどうかわかりませんが、この厳 しい条件になって、社会福祉士に合格したとしてもはたして社会福祉士の仕事がじゃんじゃかとあり、高収入の資格となるのか疑問です。それでなくても社会福 祉現場は低収入・厳しい労働条件ですから。皆さんから社会福祉士養成について意見をお待ちしてます。


中野区の障害者防災訓練

Filed under: コラム — office @ 2:35 PM

事務局長矢野の地元は東京の中野区です

中野区には、神田川と妙正寺川が流れており、昨年秋の大雨で氾濫してしまいました。川沿いにお住まいの聴覚障害者から、不安だという声が出ました。

そこで、災害時の聴覚障害者に対する情報配信事業の検討をすべく、日本財団に申請したところ、決定を受けたので、準備を進めているときに、この企画を、他の障害者団体にも紹介しました。
そうしたら、他の障害者も情報配信が必要であるし、避難所移動支援も必要だということがわかりました。

じゃ、一緒にやろうよと。

結局、行政もまきこみ、障害者当事者が中心となって、中野区障害者防災委員会を立ち上げ、今年5月から毎月一回審議を続けています。
初回の委員会には、中野区長さんも出席していただきました。

そこで、中野医師会、薬剤師会、消防庁の方をお呼びして、ご指導をいただいたり、災害対策の先進地である静岡県に視察に行ったりしました。

こうした色々な取り組みを通じて、本日、中野区障害者防災訓練を行います。

本日朝8時に、震度7の地震が中野区でおきることになっています。

中野区防災分野(防災課)から委員会に、地震が起きたこと、障害者の安否確認をしてほしいこと、障害者の避難所までの移動支援をしてほしいこと、の連絡が入ります。

災害対策本部を設けて、登録している障害者の安否確認をするとともに、登録ボランティアに、避難所までの移動支援をすべく待機するように連絡します。

障害者の無事と居場所を確認した後、担当ボランティアに、移動支援に向かうように連絡します。

本番は、その障害者の地域の避難所に移動するのですが、今回は訓練ですので、区役所横の公園に集まることになっています。

そこでは、中野区長さん、中野区議会議長さん、消防庁の方、警察の方、そして私たちの仲間が待機しており、続々「避難」してきた障害者とボランティアを励まし、応援します。

こういうことを通して、障害者同士、障害者とボランティア、障害者と行政、障害者と区民、それぞれの輪が広がることも、大きな目的として持っています。

それにしても、皆さん、無事(?)「避難」してきてくれるんだろうか。

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